総合ゲーム月刊誌ドリマガ、5月30日発売号から「ゲーマガ」に誌名変更

2006年04月03日 06:30

ゲームイメージ【ソフトバンククリエイティブ】が発刊している月刊総合ゲーム情報誌『ドリマガ』について同社は、5月30日発売号から誌名を「ゲーマガ」に変更すると共に、雑誌構成を大幅に変更することを明らかにした(【発表ページ】)。

スポンサードリンク

発表ページよれば新雑誌「ゲーマガ」はこれまでのコンセプト「コアなゲーム情報を中核としたディープなゲームマガジン」を継続しつつ、付録の充実や新連載などでドリマガ以上のパワーアップを図る。さらに【Yahoo!動画】との連動企画「ドリマガゲームチャンネル」(仮称)を開始することで、マルチメディア的展開も手がける予定。

また「ゲーマガ」に誌名変更するのに伴い、体裁をこれまでの中とじから平とじに改め、付録の数の増加に対応する。構成内容そのものも、付録に「映像とパソコン両対応のDVD」「ポスター」「美少女ゲームだけを取り扱う小冊子」をつけるとし、特に最後のは「美少女ゲーム”専用”小冊子」(4色カラー32ページ)とする。ゲーマガ本誌では美少女ゲームを取扱わず、この小冊子に集中して掲載することで「美少女ゲームファンの読者が保存しやすい構成」(リリースより抜粋)となっている。

個人的にも色々な意味で「サタマガ」時代から大変お世話になった「ドリマガ」。セガ発売の家庭用ゲーム機ドリームキャストがすでに発売を終了しており、「ドリマガのドリってなぁに?」という疑問も増えてきていることから、誌名変更そのものは当然だろう。一方ゲーマガにおける美少女ゲームの付録冊子・定期発刊化というスタイルは、さらに昔のゲーム総合誌で「美少女ゲーム」という言葉を生み出した「テクノポリス」を彷彿とさせるようであり、懐かしさすら覚える。

以前と比べるとゲームファンの、ゲーム情報誌への姿勢が大きく変わった昨今、新生なったゲーマガがどこまで奮闘し、強豪ライバルである「ファミ通」や「電撃」シリーズに対抗できるか、今後の展開に期待したいところだ。


(最終更新:2013/09/19)

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スポンサードリンク



 


 
(C)JGNN||このサイトについて|サイトマップ|お問い合わせ