「ビジネスジャンプ」で株系漫画「株主爽快」が5月1日から連載スタート
2006年04月17日 12:30
集英社の隔週漫画誌「ビジネスジャンプ」で、5月1日発売号から橘かおる先生による『株主爽快』なる連載がスタートすることが明らかになった(【予告告知ページ】)。アドバイザーには公認会計士で『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』などの著書で名を知られる山田真哉氏がつく。
スポンサードリンク
内容については次のように説明されている。
春の超大型新連載攻勢第4弾!! 爆笑株式投資奮闘記!!「株主爽快」
漫画・橘かおる 助っ人・山田真哉(140万部突破のベストセラー『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』著者)
強力助っ人に公認会計士・山田真哉(さおだけ長者)を迎え、橘かおるが株の世界に挑む…!!
別に山田先生はさおだけを売って金持ちになったわけではないと思うのだが、あおり的なキャッチコピーだけで具体的にどのような内容なのか現在のところ一切分からないのが残念。
タイトル名からおそらくは、デイトレなどの短期売買での利ざや稼ぎ云々という話より、株主優待や株主総会への出席を通じて、「株主」本来の権利や楽しみを漫画で表現する形になると思われる。スタイルとして、実際に作者に取引をしてもらった上での実践レポートに近い形となるのか、それとも概論的な話として展開していくのか、そして登場企業は実名で掲載されるのかなど、気になる点は多い。
株式投資関連の漫画については、よほど優秀なアドバイザーがつかないと、ストーリー的に破綻するか、それとも「理路整然とはしているが漫画としてはツマらない」出来で終わり、短期連載で終了してしまう。株式投資のメジャー誌掲載の漫画としては、「ルールが変わったんだよ」など数々の名句を残した『M.I.Q.』が記憶に新しいが、当初株式投資の話がメインだったのに、諸般の事情があったのか後半になると経済全般の話に移り、フェードアウトしたという前歴がある。
ただ、絵のタッチを見る限りではコメディ・コミカルな傾向が強いようだ。これはこれで楽しめる内容になる、のかもしれない。
(最終更新:2013/09/18)
スポンサードリンク
ツイート