ライブドアがセキュリティ子会社をサイボウズ(4776)へ3億円で売却、初の子会社売却へ

2006年04月25日 06:30

株式イメージ先日上場が廃止になった【ライブドア】は4月24日、連結子会社であるネットアンドセキュリティ総研の保有株式すべて(7749株、92.8%)を【サイボウズ(4776)】に売却することを決定した(【発表リリース、PDF】)。上場廃止後のライブドアとして初の子会社売却となる。

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子会社売却の理由についてライブドア側では、事業の集約(「メディア」「ファイナンス」「ビジネス・ソリューション」の3事業ドメイン)を考察した場合、ネットアンドセキュリティ総研の事業は関連性が薄いと判断したため、としている。

ネットアンドセキュリティ総研はウイルス対策などの情報提供が主な事業で、元々「バガボンド」という社名だった。2003年5月にライブドアが2億4708万6000円で買収していた。

今後事業整理とスリム化のため、ライブドアの子会社の売却は加速されると思われる。それぞれの子会社には優秀なものも少なくないため、今回のサイボウズによる買収のような「お買い得」と買い手側が判断する「買い物」も次々と出てくるだろう。

なおネットアンドセキュリティ総研の株主には他に少数保有だが【ベネッセコーポレーション(9783)】などがあげられる。ベネッセ側が所有株式をどうするかについてはまだ何の発表もされていない。

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