『ソーサリアン』は『英雄伝説』『イース』などと共に日本ファルコムの大黒柱的タイトルで、第一作目は1987年に発売された、息の長い作品。キャラクタの経年や次世代継続といった「世代交代システム」、多数のシナリオを同一キャラクタでプレイできる「追加シナリオ」システムなど、当時としては斬新なシステムを導入し、多くのゲームに影響を与えた。

リリースによれば開発元はオンラインゲームの企画や開発運営を行う【電遊社】。内容については4月12日に【第一報(PDF)】が報じられた後は今回の報がはじめてであり、詳細は明らかにされていない。リリースでは3点ほどのスクリーンショットが公開され、それによると3Dによるゲーム画面構成なのは間違いないようだ。

多人数同時参加型タイプになるのか、それとも『ディアブロ』などのように少人数同時参加型になるのかどうかなど、不明な点は多い……というよりほとんど情報が流れていないが、『ソーサリアン』という名称がついている以上、「世代交代」「追加シナリオ」のファクターなどは用意されていることが推測される(となると『ディアブロ』タイプの少人数同時参加型によるネットワークプレイがメインのゲームシステムとなるのだろうか？)

ベータテストは5月中旬、正式サービスは7月上旬予定。内容の詳細もあわせ、続報がそう遠くないうちに報じられることだろう。

なお日本ファルコムの株価はこの報を受けて急騰、前場終値で前日比1万500円高(+11.35％)の10万3000円で推移している。

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