勤務態度悪しと解雇された男性、会社にいやがらせの注文メール1万6000件

2006年04月15日 12:30

時節イメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]によると奈良県警天理署は、辞めた会社への腹いせにその会社の経営者をかたってインターネット取引でアダルトDVDなどを大量に発注し、業者から殺到する受注メールで会社の業務を妨害したとし、偽計業務妨害の疑いで男性会社員(30)を逮捕した。受注メールは2か月間で約1万6000件にのぼったという。

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調べでは男性は昨年12月末勤め先の機械製造販売会社を自主退職しているが、勤務態度が悪いとして事実上は解雇された。そして今年の1月から3月にかけて、その会社の経営者をかたり、インターネット通販で教材やアダルトDVDなどを注文したり、リフォームや引越しを発注。業者から合計で約1万6000件もの受注メールを送らせて業務を妨害した疑いが持たれている。この男性は容疑を否認している。

漫画やドラマなどで、相手への嫌がらせの手段としてピザや寿司、ラーメンなどの出前を名前をかたって注文するという話を見受けることはある。だがそれを実際に、しかも2か月間にもわたって1万6000件以上にも及ぶ件数を行うなどという話は聞いたことがない。

単純計算をしても二か月間ずっと寝ずに5分に一件のペースで注文しないとこの数は果たせないので、恐らく何らかのマクロプログラムを組むなり同時多発的に注文したのだとは思われる。それにしても莫迦莫迦しさにもほどがあるとしか言いようがない。この努力(と能力?)を正しい方向に向けられればもっと色々なことができただろうし、そもそも勤務態度の悪さから辞めさせられることもなかっただろう。

要は「自業自得」ということなのだろうか。実名などが伝われば、色々な意味で末代まで語られることだろう(苦笑)。

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