両社は4月下旬をメドに具体的な提携内容を取り決める。そのために今月下旬にも「業務提携推進委員会」を発足し、具体的な提携内容を詰めていく。記事によればUSENの無料動画配信事業と、ライブドアのポータルサイトの連動が柱になる見込み。さらに人事的にはUSENがライブドアに特別顧問を派遣するほかに、ライブドアの株主総会の決議を経て2人ほどの取締役をUSENからライブドアに派遣する予定。

両社の事業の相乗効果への期待については、上記案件以外にも、携帯電話向け番組配信サービスや、ライブドアの金融・ソフトウェア販売部門でも考察が行われているという。場合によってはライブドアグループや本体そのものの組織改変もあわせ、大規模にUSENがメスを入れることで、イメージの回復や業績の建て直しを図っていくことになる。

……あるいはライブドアそのものを解体してUSENに取り込んだ方が、効率性としては高いのではないかという思いがするのは当方(不破)だけだろうか?