春と共にデパ地で咲くスイーツの花たち

2006年03月29日 06:30

春スイーツイメージ[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]にて、桜の開花宣言と共にデパートの地下商店街(俗に言う「デパ地下」)でセールスが通常の2から3倍に跳ね上がるお弁当や新作スイーツに関するコラムが掲載された。花粉症で正直イヤになる気分を吹き飛ばしてくれる、色とりどりなスイーツたちが、気持ちをやわらげてくれるのがありがたい。

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お弁当の売行きが伸びるのは、当然花見のための買い込みというのもあるだろうが、その他にも「せっかく春になったのだし、気分も新たにお弁当でも買ってどこかにいくか」「新しい環境へ弁当持参をして」という環境の切り替えに伴うお弁当への新ニーズが生まれるのもあるのだろう。

春スイーツイメージ特にそのような必然性が無いとしても、春先になれば何となく気分を変えたい雰囲気になる。「春のお弁当・スイーツフェア」というメッセージや商品が目に留まると、「ああ、そうか」とつい誘われてしまうこともあるだろう。悪く言えば「宣伝にのせられる」、よくいえば「誘われる」。特に食べ物にはうるさい女性陣のお口にかなうものを作ることで、セールスも跳ね上がるらしい。記事でも、揚げ物が少なく、旬の素材をふんだんに使い、サイズも一口タイプに調整したオリジナル弁当の話が載っている。

また、【阪神百貨店】において、見た目も美しい【お花のスイーツフェア(PDF)】も開催されている。桜色のロールケーキや、ホワイトチョコの花びらをあしらったケーキなど、見た目も可愛く美しくあり、食べて美味しいという、まさに女性向けなスイーツが並ぶ。「春の到来をスイーツと共に」というキャッチコピーがマッチしそうだ。

花粉症のせいで「春が来ると花粉が来るよ」と涙・鼻水に悩みながらカレンダーをめくりつつ、春の到来を重い気分で待たざるを得ない人も増えているだろう。そんなもやもやとしたものをスイーツや弁当で少しでも晴らせるのなら、あえてお店側の商品キャンペーンにのってみるのも悪くは無い。色鮮やかなスイーツたちを見ると、そう思ってしまう。

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