バンダイ、「クレヨンしんちゃん」に登場するスナック「チョコビ」をそのまま商品化
2006年03月28日 19:10
【バンダイ(7832)】は3月27日から、アニメ『クレヨンしんちゃん』に登場するお菓子をそのままそっくりに再現したスナック菓子「チョコビ」を発売している(【発表リリース】)。税込109円。バンダイがテレビや漫画などの作品に登場する架空のお菓子を、作品中そのままの形状で商品化するのは初めてだという。
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「チョコビ」はテレビ朝日系で放映中のアニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公である野原しんのすけの大好物として、ストーリー中にたびたび登場するお菓子。ロッテのコアラのマーチのパッケージのような六角柱のパッケージに入った、星マークの形をしたコーンパフスナックで、ピンク色の恐竜の絵があしらわれている。商品には作品中に登場したスナック以外に、クレヨンしんちゃんのキャラクターシールが1枚(全20種類)入っている。
今商品は企画開発と販売をバンダイが、スナックそのものの製造と販売を東ハトが行う。販売ルートはコンビニや量販店などの菓子販売エリアで、2006年9月末までに300万個の販売を目指すという。
実際の商品そのものや類似商品が漫画やアニメ上に登場することはよくあるが、アニメ上の架空商品がそのままの形で現実化するのはあまり類を見ない。とはいえ、最近では例えば【焼きたて!!ジャぱん】に登場する数々の変り種パンが[山崎製パン(2212)]によって次々に商品化され人気を博すなど、まさに言葉どおり「美味しい」メディアミックスが一つの商品展開の手法として確立しつつある。
将来、ヒットしたゲームやアニメ、漫画の商品が単なるキャラクターグッズの域を超えた商品として世に出回ることがごく当たり前になる日がくるのかもしれない。
(C)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日/バンダイ
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