厚生労働省など、リーボックの景品に誤飲で鉛中毒の危険性ありとして自主回収通知
2006年03月28日 12:10
[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]によるとアメリカで子供靴の景品に配ったブレスレットの一部を4歳の幼児が間違って飲み、鉛中毒で亡くなったことで【リーボックインターナショナル】が自主回収を始めた件を受けて、【厚生労働省】と【経済産業省】は3月27日、【リーボックジャパン】に対して日本国内で配布したブレスレットの自主回収を求める通知を出した。
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記事によれば国内で配布されたブレスレッドの数は約2900個。ハート型のアクセント付きのブレスレッドで、リングの長さは約20センチほど。アメリカでの【プレスリリース】によると、2004年5月から2006年3月までの間に子供靴の購入時に配布され、その数は合計で30万個に及ぶという。また、アメリカだけでなくカナダ、ヨーロッパなどに出荷した分も回収する方針。ブレスレッドは中国製で、高レベルの鉛が含まれており、今回の事件のように間違って飲みこむと鉛中毒を起こす危険性がある。
子供は大人が考え付かないようなことをしでかす可能性があることを考えると、小さなおもちゃについては誤飲の可能性を考えた上で製造する必要がある。鉛中毒になるほどの大量の鉛を原材料にした(ことを認めてしまった)のは、リーボック側のミスといえるだろう。
特に小型のアクセサリの鉛含有が取り立たされているが、昔から行われていたことがようやく最近になって問題視されたに過ぎない。常日頃から商品開発にはこのような危険性を考慮する必要がある、ということだろう。
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