アメリカグーグル(Google)、仮想商店街構想実現へ。データベースサイトに決済機能提供を発表

2006年03月01日 19:25

グーグルイメージ【NIKKEI NeT】によるとアメリカのグーグルは、誰でも無料でネット店舗を構築できるサービスを本格展開することを明らかにした。クレジットカード決済機能を同社が提供、利用者が物品などをサイト上で売買できるようにする。さらに商品は同社の検索機能で探すことができる。いわばグーグル版仮想商店街(モール)として注目を集めている。

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今情報は試験中のオンラインデータベースサービスである【グーグル・ベース(Google Base)】(現在β版として運用中)に、機能としてクレジットカードで決済できるというものを追加することを、開発日記ブログで表明したことから明らかになったもの。同社がすでに導入している、ネット上の短編動画などの販売に利用している仕組みと同様の機能を取り入れ、サイト構築者と商品購入者との間の課金処理を代行するという。

具体的には【このページで語られている】のだが、データの構築と共用などを提供するサービス「グーグルベース」において、商品の売買を容易にするためグーグルビデオやグーグルアースで使われているように、グーグルのアカウントを用いて、代価を支払うようにするのだという。

購入者はクレジットカードでグーグルベースの商品を購入できる。グーグル側では決済機能などを統合管理する。当初はごく少数の売り手による実証実験が行われるが、数か月の後にはもう少し大規模なものに移行する予定。

日本ではどうかというと、そもそも「グーグルベース」の日本語版が施行されていないので、クレジット機能などまだ先の話ではある。だがグーグルのやり方次第・力の入れ方次第では、既存の大手ショッピングモールを脅かす勢力になりうるといえるだろう。

今後の動向に注目したいところだ。


(最終更新:2013/08/28)

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