GMO(9449)、低価格高性能のインターネット証券設立を株主に約束

2006年03月31日 06:30

株式イメージ【ネット証券blog】のレポートによると【GMOインターネット(9449)】は3月29日、株主総会後の経営近況報告会において、同社が近々インターネット証券に参入すること、そしてその証券会社では加入料無料・料金は業界内で最安値を目指すことを明らかにした。

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記事によると設立予定の証券会社は「GMOインターネット証券」。日本でははじめてとなる、システムをオープンソース(フリーウェア)で構築することにより、コスト構造を段違いに下げ、最安値を実現するとのこと。すでに15人で事業を立ち上げて免許を取得、コストは7億円しかかかっていないという。そしてネット専業証券会社大手で売上代金比較ではトップと第2位の【イー・トレード証券(8701)】『楽天証券』の名を挙げ、これらの証券会社と互角に、あるいはそれ以上のインターネット証券会社を立ち上げると述べた。

GMO熊谷正寿社長の談によれば、今後ネット証券会社はGMOが自社の強みと自負するWeb2.0のコンセプトを例にあげ、「インターネット証券2.0の時代が来る」と断じている。

またネット証券blogでは、この「GMOインターネット証券」が【gmo-sec.jp】になるのではないかという観測を記載している。確かにWhoisはこのドメインは今年の2月1日付けでGMOインターネット証券株式会社が取得しており、住所もGMOインターネットと同じであることなどから、信憑性は高いものと思われる。

「負ける喧嘩はしない」「やるんだったら圧倒的ナンバーワン」を公言する熊谷社長の言が、GMOインターネット証券によってどこまで現実のものとなるか、とりあえず正式発表を待ちたいところだ。


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(最終更新:2013/09/04)

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