GDH(3755)が『Master of Epic(マスターオブエピック)』の顧客情報流出で子会社の社内管理体制見直しと処分を発表
2006年03月07日 19:20
【GDH(3755)】は3月7日、先に子会社の【ゴンゾロッソオンライン】が運営する多人数同時参加型ネットワークロールプレイングゲーム【マスターオブエピック】において顧客情報を半ばケアレスミスから流出させた問題について、ゴンゾロッソオンラインの社内管理体制の見直しとGDH役員の処分を行うことを明らかにした(【発表リリース】)。
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今件は【先の記事(「マスターオブエピック」、個人情報流出騒動に対する補償を発表)】にもある通り、『マスターオブエピック』の顧客情報が【ナイトオンライン】の公開サーバにおかれて誰でもアクセスできるようになっていたという事件によるもの。さらに先日【ゴンゾロッソ(3755)、今度は「ナイトオンライン」で利用者メールアドレスをCC送信で情報流出】にて報じたがその『ナイトオンライン』でもメールアドレスが流出したのをはじめ、情報管理の甘さが指摘されていた。
今回発表された処分としてはGDHの役員などの減給や、再発防止策としてGDHから人員を派遣(転籍)してゴンゾロッソオンラインにおけるコンプライアンス(法令遵守、非倫理的・社会から批難されるような行動をしないこと)体制の確立、情報管理室の設置などがうたわれている。
対応策としてはありきたり、あるいは無難なもの。問題なのはそれらの策を遂行して同じようなミスを繰り返さないこと。「手を打ったからいいだろう」ではなく「手を打ち、同じ過ちを起こさないよう注力し続ける」のが重要で、かつユーザーからも求められているのだろう。
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【ゴンゾロッソ、『マスターオブエピック』情報流出発表にも誤りで再度謝罪文掲載】
(最終更新:2013/08/28)
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