健康診断結果、ちゃんと見てる!? 全体の4割強に「要再検査」以上の項目アリ
2006年03月06日 12:15
【NIKKEI NeT】によると、過去1年間の健康診断や人間ドックなどで、「要再検査」以上の項目が見つかったとしている人の割合は全体で4割を超えていることがあきらかになった。年を経るごとにその割合は増え、20代以下では16.4%だったのに対し、50代では57.1%にも及んでいる。
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記事によると、「要再検査」の指摘を受ける割合が年と共に増加するのに対し、「要再検査」といわれその後適切な処置をした(「再検査を受けたが問題なかった」「再検査をして治療を受けた」)割合は年を経るごとに減る傾向がある。特に30代では約4割が「再検査で問題が発覚したが治療は受けていない」「再検査そのものをしていない」という結果が出ている。
また、俗に言う「生活習慣病(不適切な食生活、運動不足、喫煙などで起こる病気。現代病ともいわれる)」に対しては「歯周病」「肥満」「高脂血症」などに不安を抱えている人が特に多いこと、そして実際にそれらにかかっている人がそれぞれ1割以上いることも明らかにされた。ただ、気になる順番は先の通りだが実際にかかっているのは「肥満」「高脂血症」「歯周病」の順で、「食生活をメインにした贅沢病」によるところが多いのが気になる。
食事や睡眠についてのデータも出ている。特に睡眠においては「十分な睡眠が取れている人」が4割を切っているという実情が表されたのは驚くべきこと。4割以上が「睡眠不足のことがよくある」とし、約15%が「いつも睡眠不足」とするなど、健康に大きな影響を及ぼす睡眠が軽んじられている(あるいはそうせざるを得ない状況にある)のが分かる。
今記事では食生活の詳細や運動に関しても詳細な調査結果が出ており、非常に関心する内容となっている。概要は上記の通りだが、自分自身のことでもあるのだから、一度目を通し、自戒をしてみるのはどうだろうか。
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