阪神電鉄(9043)と村上ファンドがトップ会談
2006年03月08日 08:30
【Mainichi INTERACTIVE】によると、【阪神電気鉄道(9043)】と同社の筆頭株主になっている、村上世彰氏が率いる投資ファンド『村上ファンド(www.maconsulting.co.jp)』(M&Aコンサルティング)との間で、トップ会談が3月7日東京都内で開かれていたことが明らかになった。村上ファンド保有の阪神電鉄株式の売却交渉が行われたものの、複数案の中から絞りきれておらず、また価格など条件面などの交渉にはいたっていない模様。株主総会出席のための権利確定が行われる今月末までの決着を目指して最終調整が続けられているという。
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記事によるとトップ会談は村上ファンドのある六本木ヒルズで午前10時半過ぎから開催。当初村上ファンド側では長期保有の意向を示していたが、交渉が長引いていることなどから売却も含めた柔軟姿勢へ転じつつあるという。
ただし村上ファンド側では買い増しを続けており、2月22日段階で保有比率は45.73%におよび、時価総額は1900億円ほどにもなる。一定の売却益確保を主張する村上ファンド側の立場もあり、買取株価が交渉のネックとなっているようだ。
今件は大義名分やら「これが仕事だから」「~と思っていたが」やら色々あるが、要は現ナマが山ほどあれば「色んなこと」ができるということの「良い」見本として受け止める向きもある。理解は出来るが納得は出来ない。そんな感じがしないでもない。
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