記事によると新サービスの名前は「楽天広場リンクス」。利用料は無料で、当初は楽天ですでに提供しているブログサービス利用者のうち、利用頻度が高い数百名に登録を要請。その後は、新規加入には既存の利用者による紹介が必要な決まりを設けるという、SNS特有のシステムを採用し、利用者の質確保を考慮する。

「楽天広場リンクス」では、自分のプロフィールや知人リスト、日記の他、楽天で購入した商品の履歴が公開可能。さらに参加者が商品を推奨したことがきっかけで商品が売れると、販売価格の一部を支払う「成果報酬型広告(アフィリエイト広告)」も導入する予定。

すでに日本国内では【mixi(ミクシィ)】が会員数300万人を超してトップをひた走っており、ヤフーも2月末に参入するなど、規模の大小を問わずSNSへの参入が相次いでいる。掲示板やネットゲームとはまた別のコンセプト・ハードルを持つSNSにはさまざまな可能性と面白さがあるが、同時に【mixiで新たなスパム勧誘手法「検索ワードスパム」、進行中】でも指摘したように危険性も並列して存在している。

今回の「楽天広場リンクス」では特に、当初から成果報酬型広告導入をうたっており、これがうまく作用すればmixiとはまた別の社会文化を形成できるだろうが、コントロールを誤ると何の魅力もない広告宣伝ばかりのコンテンツが山盛りのSNSに落ちてしまう可能性が高い。

ともあれ、ヤフーのSNS同様、評価は本稼動した上で確かめる必要があるだろう。

閑話休題。当方(不破)もそう遠からずのうちに、JGNNの代表から案内を受けて、とりあえず当サイト運営者の不破としてmixiに入会する予定だ。当サイトとの連動なども考えているので、その時はよろしくお願いしたいところ。

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