粉飾決算でライブドア(4753)堀江前社長ら追起訴、法人ライブドアも
2006年03月14日 19:25
【NIKKEI NeT】などが報じたところによると、【ライブドア(4753)】の証券取引法違反事件で東京地検特捜部は3月14日、2004年9月期における同社の連結決算を53億円ほど粉飾したとして【証券取引等監視委員会】の告発を受け、前社長の堀江貴文前社長ら4人を証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載、俗に言う粉飾決算)罪で追起訴すると共に、代表権を返上している熊谷史人取締役を起訴した。
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さらに法人としてのライブドア本体も起訴されている。先日報じたとおりライブドアおよび【ライブドアマーケティング(4759)】の上場廃止が決まったこともあり、今日の起訴で捜査は一つの大きなハードルをこえたことになる。
堀江前社長は調べに対し想定どおり、「『赤字はだめだ、黒字にしろ』とは言ったが、粉飾はしていない(粉飾しろとは言っていない)」と起訴事実の否認を続けているようだ。
粉飾の有無については今後法廷で争われることになるだろうが、恐らくは言った言ってない、こう解釈した解釈が違うなどという水掛け論に終始し、裁判官による判断が判決内容を左右するものと思われる。その過程でさまざまな証言や証拠が提示されることにより、裁判そのものが長期化する可能性も否定できない。
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