薬の副作用で3割が仕事を断念、半数は働き盛りの年齢
2006年03月17日 19:30
【NIKKEI NeT】が報じたところによると、医療品の副作用で健康被害を受けた人の約3割が、仕事を辞めていたことが独立行政法人の【医薬品医療機器総合機構】の調査で明らかになった。被害者のほぼ半数が働き盛りの30代から50代で、本人はもちろん介護する家族への負担が大きい事実も判明している。
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今回の調査は「医薬品の副作用による健康被害実態調査」という名目で行われている。医薬品の副作用が社会的に深刻な影響を与えているという事実が明らかになったわけだが、この具体的内容の記載が見当たらない。調査結果について上記医薬品医療機器総合機構に確認したところ、現在は公開する予定はないという。
当方(不破)自身も現在通院・薬剤の服用を続けていることもあり、医療品の副作用には敏感なタチ。【不破雷蔵のネフローゼ闘病記】の簡易アンケートでも、「一番気になること」の質問に対して約4割が「薬の副作用」をあげている。
色々なしがらみがあるのかもしれないが、せっかく調査をしたのだから是非とも医薬品医療機器総合機構には調査結果を公表してほしいものだ。
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