海自データ、「ウィニー」で漏えい
2006年02月23日 08:30
[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]が報じたところによると、海上自衛隊の内部資料や隊員の個人情報などがインターネット上に流出していることが判明し、【防衛庁】では事実関係の調査をはじめたという。流出したデータには機密レベルの暗号関係資料も含まれているとのこと。
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記事によると流出したのは海上自衛隊の内部資料情報。暗号関係資料や護衛艦の乗組員の住所や家族構成などの個人情報も流出しているという。ファイル共用ソフト「ウィニー」を使っていた、海上自衛隊佐世保基地所属の護衛艦「あさゆき」(はつゆき型)の隊員のパソコンがウィルスに感染し、情報漏えいにつながったと見られている。
すでに何度も報じられている通り、官民を問わずウィニーによる情報漏えいは後を絶たない。ウィニーをはじめとするファイル共用ソフトの是非はともかくとして、それを使うことによる情報漏えいリスクは極めて高いのは間違いない。よりによって機密情報や個人情報が入っている端末で、ウィニーなどを使うのは言語道断。トイレに入った後手も洗わずに寿司を握るようなものである。
ましてや各自衛隊では国家安全レベルの問題にも発展しかねない情報を扱っているのだから、十分以上に注意してほしいものだ。
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