医療情報検索サイト「ヘルスライン」が日本に進出
2006年02月23日 12:10
【NIKKEI NeT】が報じたところによると、医療情報のインターネット検索を手がけるアメリカの【ヘルスライン・ネットワークス】が日本市場に進出するという。日本に合弁会社を設け、病名などをキーワードにさまざまな関連情報を探し出せる日本語の検索サイトを年内にも始めるという。ヘルスライン本体に出資している【三井物産(8031)】が協力するとのこと。
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記事によると今サイトの日本上陸では、患者が手軽に情報を入手できれば医療の効率化を促がすのではという目論見から。また、高齢化で医療負担が増大する日本市場の事情も関係している。
同サイトの海外進出は日本が第一弾。医療関係の企業などと提携し、日本語の検索サイトを運営する合弁会社を設立する予定。
ざっと見た限りでは検索エンジンとしての体裁は、ロボット型検索+ディレクトリィがサブで用意されているという、ヤフータイプのものに近い。また、病名など特定キーワードを検索すると、医師によるアドバイスが得られたりするあたりは工夫がされている。
どれくらい医療キーワードに特化されているのかは不明であるし、日本語化(日本独自の医療事情があるので、単なる日本語化では対応しない)にあたってのハードルも決して低くはないが、注目に値するに違いはあるまい。個人的にも応援したいところだ。
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