学校で先生が「分かりません」、そして先生が生徒に聞いたものは?

2006年02月18日 12:10

[このリンク先のページ(Cnn.co.jpなど)は掲載が終了しています]が報じたところによると、アメリカのノースカロライナ州ウィルミントンにあるブレア小学校で、ゲーム機のプレイステーションが教材として導入されたものの、教師陣が使い方を知らず、基本操作について生徒が先生を指導することになったという。

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記事によればこの小学校では、3年生から5年生向けに使う教育ゲームなどのためにプレイステーションを導入した。だが基本操作を知らない教師が多く、中には使いたくないと言う教師まで出てくる始末。

そこで2月15日に「プレイステーションの使い方」を教える教室を開催。多くの教師が参加したその教室では、生徒が電源の入れ方やボタン操作、ソフトの使い方などを教授したという。

先生方の年齢構成や背景などは記事にはないが、プレイステーション1ならば、普通のCDプレイヤーを使えるくらいのスキルがあれば十分に使える程度の操作性のはず。ましてや記事では、利用する予定の教育ゲーム内の操作方法やルールではなく、「電源の入れ方やボタン操作」も分からなかったとのこと。

(万が一、導入されたのが本体だけで説明書のたぐいが一切なかったとしても)電源の入れ方やボタン操作すら分からず、挙句の果てに「イライラして使いたくないと言い出す」教師も出てくるというのは、いかがなものだろうか(苦笑)。「下問を恥じず」という言葉がある。教師にしてみれば「何で子供から教えを請わねばならないのだ」と思うかもしれないが、教えてもらった以上は相手は師になることに違いは無い。謙虚な気持ちでことに当たれば、生徒からも尊敬されることだろう。

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