大証(8512)で再びシステム障害、約定処理遅れる
2006年02月09日 08:30
[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]が報じたところによると、【大阪証券取引所(8512)】の一部、二部市場と先物市場で2月8日、午後の取引開始直後に注文が殺到、売買を成立させる約定処理が一時遅れるというシステム障害が発生した。この影響で先物商品である日経225の取引において約1時間に渡って処理が滞ったほか、一部や二部でも一部銘柄への注文急増で処理が遅れたという。
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なお新システムが先行稼動したヘラクレス市場では障害は発生しなかった。大証側では「2月末導入の新売買システム稼動で解消したい」と説明している。
記事でも指摘されている通り、大証では似たような症状(各種遅延)は日常茶飯事に発生しており、半ば開き直っているような感さえある(今件について大証のページを見る限り、事態の報告などは一切なされていない。一応【個別銘柄の遅延はデータとして発表しているようだが】)。まずはヘラクレス市場同様に2月末導入の新システムで状況が改善されるかどうかを見極めたいところ。それをもってしても事態が解決されない場合、いやそうでなくとも大証はもう少し危機感を持って行動してほしいものである。
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