日本スピンドル製造(6242)、社会貢献表彰「シチズン・オブ・ザ・イヤー」受賞

2006年02月01日 12:20

株式イメージ【シチズン(7762)】主催の、市民に感動を与えた人、市民社会の発展や幸せ・魅力作りに貢献した市民を称える2005年度「シチズン・オブ・ザ・イヤー」に、他の受賞者らと共に、昨年4月のJR西日本脱線事故で話題になった日本スピンドル製造(6242)の受賞が決まった(【発表ページ】)

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日本スピンドル製造は、2005年4月25日にJR福知山線で発生した脱線事故の際、本社・会社が事故現場のすぐそばにあったこともあり、すぐに工場の操業停止・全社員による救援活動を実施した。「状況が状況とはいえ上場企業が半日も全会社の活動を停止するとは何事か」という批判も一部にはあったものの、救援行動そのものへの賛美はもちろん、同社の決断力の速さと手際のよさ、「企業が為すべきこととは何なのか」という問いへの一つの回答ではないのかという意見もあわせ、肯定的な意見がほとんどだった。

今件の表彰理由でも

この事故ではレスキュー隊や警察などに交じって救助に加わった地元民も多いと聞くが、日本スピンドル製造の社長らの決断に沿って会社ぐるみで手際よく行動したこの会社の一体感と作業ぶりは、現場を目撃した人から称賛の声として聞かれる。救助に駆けつけた多くの市民の代表として表したい。


とある。日本スピンドル製造の行動が正しかったことの裏づけがまた一つ増えたことになるだろう。業績や財務状態、株価動向はもちろんだが、「投資」という言葉の本来の意味を考えた場合、特に中長期の戦略では、このようなCSR(Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任)のしっかりとした会社への投資を推し進めるべきだと考えられる。

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