外資系投資ファンドの思惑絡みなライブドア(4753)、今度は香港系が125億円で6.89%取得
2006年02月28日 12:55
【NIKKEI NeT】によると、本国の投資会社ガンダーラマスターファンド(Gandhara Master Fund)が2月24日までに、【ライブドア(4753)】株式を7227万株を取得していたことが明らかになった。これは発行済み株式の6.89%に相当する。関東財務局に提出された大量保有報告書による情報で、買い付けが始まったのは強制捜査が入った翌日1月17日から、取得金額は約125億円。
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ガンダーラ側では取得目的について報告書には「純投資」とあり、その一方で「担当者不在のためコメントできない」としている。すでにライブドアについては、アメリカの投資会社が8.58%を取得していることが明らかになっており(【思惑錯綜、アメリカの投資会社がライブドア(4753)株を買い増し】)あわせると15%強の数字となる。
上場廃止へのステップを歩んでいるとしか思えないニュースが相次ぐライブドア株式だが、逆に整理ポストへ移されてから売買が活性化するという見方もある。個人から機関、国内外の投資ファンドもあわせ、まさにせめぎあい、マネーゲームが展開されることだろう。これで100%減資ともなれば目も当てられないのだが……(まずそんなことは考えにくいだろうが)。
なお、ガンダーラマスターファンド自身については詳細は不明。日本だけでなくヨーロッパやアジアに幅広く投資をしているらしく、世界中の証券取引場のデータでその名を見ることはできたが、サイトそのものを見つけることはかなわなかった。
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