430億円大当たりは食肉処理工場の従業員8人。山分けでも1人26億円
2006年02月23日 09:55
【PwerBall公式サイト】によると、先にアメリカ版宝くじ史上最高額の3億6500万ドル(約431億円)を引き当てた当選者がついに名乗り出たことが明らかになった(【詳細記事】)。当たりクジをゲットしたのは食肉処理工場に勤める7人の男性と1人の女性。2月22日に主催者から当選賞金に該当する小切手22,162,500ドル(約26億円)ずつをそれぞれ手渡された※。
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当選金額は3億6500万ドルだが、30年かけて全額もらえる分割方式と、減額されるものの現金で一括してもらえる2タイプから選べる。共同購入した8人は一括を選択し、総額1億7730万ドル(約209億円)を獲得した。
今件では当初当選したと名乗り出た人が実はいたずらだったりと、その金額の大きさから世界中を騒がせていたが、ついに本当の当選者が現れ一見落着(?)と相成った。
記事によれば当選者の中には元ベトナム難民の人もおり、まさにアメリカン・ドリームを獲得したことに戸惑い気味だったという。今引渡しの場面では全米にテレビ中継されるだけでなく、州知事まで駆けつけたとのこと。
「30年かけて全額もらった方がいいじゃないか」と野暮なことを思う人もいるかもしれないが、一人頭で割っても26億円と54億円では、「ものスゴい額」というレベルであまり違いはないのかもしれない(苦笑)。ならばすぐにでもまとめてもらったほうが良い、ということなのだろう。
日本でもこれくらい高額の宝くじが登場すると面白いのだが。
※記事によればこのあと、州税5%、国税25%が徴収されるため、実際には1億2411万ドル、一人頭1550万ドルになるとのこと。
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