[発表リリース]によると対象商品となるのは次のアガリクス4商品。

すでに購入している人も、使用せず、料金着払いで送付するようにとしている。

記事によるとアガリクス含有の健康食品で肝機能障害を引き起こす可能性が専門家から指摘されたため、厚生労働省がラットを使った動物実験を実施、その結果上記商品のうち1つ｢キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒｣に、ほかの発ガン物質に作用して発がん性を促進させる「発がんプロモーション作用」があることが確認された。そのため同省は内閣府食品安全委員会に安全性の評価を諮問した(【発表リリース】)。

キリンウェルフーズではアガリクス製品4商品を販売停止・自主回収することにした。なお他社製によるアガリクス入り健康食品については、動物実験の結果、現時点では同様の作用は確認されていないという。

アガリクス商品はキノコの成分を用いた健康食品の代表的存在で、さまざまな内臓器官にポジティブな働きを示すのではないかということで知られている。今回の動物実験の結果は残念であると思わざるを得ない。