ぷよぷよは1991年10月25日、任天堂のファミリーコンピューターディスクシステム版・MSX2版として登場した、リアルタイムパズルゲーム。『テトリス』などと並び、簡単で誰にでもすぐに遊べ「気持ちいい」プレイ感覚が楽しめる。ルールはきわめてシンプル。上から落ちてくる2つつながりの色々な色をした「ぷよ」を回転させながら積み重ねていき、同色を4つ並べて消していくというもの。消えたぷよのスキ間は重力に従って上にあったぷよが落ちて来て埋まり、さらに落ちた段階で4つ並びがあると消えるという「連鎖消し」がゲームの特徴。「消えては落ちてつながり、また消えては落ちてつながる」という連鎖につぐ連鎖が決まると非常に気持ちいい。

『ぷよぷよ』は俗に言う「落ちもの連鎖系パズルゲーム」として大ヒットし、一世を風靡した。さらには某ゲームメーカーの大黒柱にもなると共にその会社の地域産業を支える役割も果たした。今ではセガの主導のもと、さまざまな機種で『ぷよぷよ』シリーズが発売されている。

生誕15周年を記念して各種キャンペーンなどが開催される予定とのことだが、現在第一弾として応募されているアンケートは締切が2月24日まで。結構質問数が多いが、『ぷよぷよ』に思い入れのある人ならそれほど苦労はないだろう。

「某ゲームメーカー」の動向を当時のゲーム業界でつぶさに観察していた当方(不破)としては、懐かしさを覚えると共に時間の流れの速さを実感するものがある。それと同時に、時間がどんなに流れても、「面白さの真髄をついたもの」は面白くあり続けるという一つの真理を再確認させてもらった。早速アンケートに回答しまくったのは言うまでも無い。

(最終更新:2013/09/19)