ビフォーアフター、アスベストでオワター
2006年01月28日 20:00
『Yahoo! News』によると【テレビ朝日(9409)】系列の人気番組【大改造!! 劇的ビフォーアフター】が今年の3月にレギュラー番組としては終了することが明らかになった。スペシャル番組としては存続を続ける予定。アスベスト問題がネックになったという。
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同番組はさまざまな問題を抱える古い住宅を、建築設計士らその道のプロ(「匠(たくみ)」と番組では呼んでいる)によって素晴らしい発想の元、大胆にリフォームしていき、そのプロセスを紹介するというもの。だが記事によれば発がん性のある「アスベスト(石綿)」に関する法律が施行され、古い住宅の解体にはアスベストの調査・分析が必要となった。このプロセスが加わったおかげで、これまで1物件に必要な時間が3から4か月だったのが、2か月ほど余計にかかるようになり、期間・人的な問題で週一番組としては限界に達したという。
先の耐震強度偽装問題などで住宅と建築、そして「心の安らぎの場」としての住まいに興味・関心が高まる昨今、今番組の存在は非常に有意義だったのだが、作成期間や人的、そして記事にはないが恐らく予算的な問題から定期放送が終了してしまうのは非常に惜しい気がする。放送局としては月一というペースよりは例えば季節ごとのスペシャル番組の方がコマーシャルの営業がらみで有利という考え方なのだろうが、継続して放送を行ってほしいものである。
(最終更新:2013/08/29)
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