ライブドア嫌疑、本社でも株式交換偽装か
2006年01月17日 08:30
【ライブドア(4753)】の関連会社【ライブドアマーケティング(4759)】を巡る証券取引法違反事件に絡んで、【NIKKEI NeT】がライブドア本社自身も2件の企業買収の際に、自社株式と買収先企業との株式を交換するとの虚偽情報を公表していた疑いがあることを「関係者の話として」1月17日報じた。
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記事ではライブドアが2003年以降、公表前後に株式分割を繰り返して株価をつり上げ、同社側に残った自社株を売りぬけるという一連の不正取引で少なくとも数十億円もの売却益を得たと報じている。具体的には2004年に買収した【ライブドアクレジット】(当時ロイヤル信販)(【発表時プレスリリース、PDF】)と、今年2月に吸収合併を予定している【キューズ・ネット】【発表時プレスリリース、PDF】の2社案件。
元々当初の家宅捜索容疑がライブドア流の「錬金術」の代表案件だっただけに、今回の2件のような嫌疑はますます増加するものと思われる。
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