単元未満株式買取請求書
2006年01月14日 09:39
「Garbage Shot」第七回。今回はネット専業証券会社【Eトレード証券(8701)】の「単元未満株式買取請求書」。
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株式は「株」が単位だが、取引される最小単位とイコールでない場合がある。例えば【NTTドコモ(9437)】や先に話題になった【ジェイコム(2462)】は1株が最少取引株式数だが、【東京電力(9501)】は100株ないと普通は取引できない。例えるなら「みかんは箱単位でしか売りませんよ、1個ずつでは売れません」というところ。これを「単元」とも「枚」ともいう。
さて、手持ち銘柄の中で【進和(7607)】が分割の関係で端株(単元未満の株式)が手元に残ってしまい、通常の方法では売り買いができなくなってしまった。そこでEトレード証券に連絡したところ、書類を送るのでそれに記載して手続をし売却してほしいとのこと。
そして届いたのがこの「単元未満株式買取請求書」。
単元未満株式買取請求書イメージ
必要事項を記載して判子を押し、返信用封筒に入れて投函すれば事務的手続はすべて終了。Eトレード証券側に書類が受理され次第買い付け余力から手数料が引かれ、そののちに取扱い信託銀行または証券代行に手続依頼が行われ、売却される。ただこの手法の場合、売却代金は買い付け余力に反映されるのではなく、直接指定金融機関口座に振込まれてしまう。面倒くさい。
後で知人から聞いて分かったのだが、この場合わざわざ請求書で行う以外にS株(世間一般でいうところの「ミニ株」)の手続でサイト上から直接売った方が手っ取り早かった。ただし手数料が約定代金の1.575%(税込)かかるので、割安で済んだと思えば慰められもする。
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