「愛地球博」のサツキとメイの家、愛知県に無償譲渡と決定
2006年01月08日 16:00
【愛地球博の公式サイトの発表】によると、昨年成功裏に幕を閉じた愛地球博で一番の人気展示物となった『となりのトトロ』の舞台でもある「サツキとメイの家」が、激しい誘致合戦の末、1月6日に正式に愛知県に譲渡されることになった。これは開催中「サツキとメイの家」の所有権を持っている財団法人2005年日本国際博覧会協会と関連作品の製作元であるスタジオジブリ、そして愛知県との合意に基づくもので、博覧会協会は無償で同施設を愛知県に譲渡する。なお、譲渡後の施設運営は愛知県が行うことになる。
スポンサードリンク
譲渡の詳細についてはリリースで次のように説明されている。
1.本博覧会長久手会場内の「サツキとメイの家」については、展示している現在の場所にそのまま存置し、「サツキとメイの家」及び付属する備品一切を愛知県に譲渡するものとする。
2.譲渡価格は無償とする。
3.愛知県に譲渡後の「サツキとメイの家」の運営方法等については、著作権者であるスタジオジブリと愛知県との間において別途定めるものとする。
【ジブリスタジオの公式サイト】では、直近の「サツキとメイの家」のようすの写真が掲載されている。雪が積もり、幻想的な姿でもある(雪の重圧で倒壊しなければ良いが……)。
なお今「サツキとメイの家」は周囲の設備を再整備したのち、早ければ今年の夏にも再公開されることが予定されている。ジブリサイトによると、今後の予定は【愛知県の公園緑地課】に問い合わせるようにとあるので、そちらのサイトで今後の公開期日などが発表されるのであろう。
公開が夏休みに間に合えば、また多くの子供たちの人気を集めることになるに違いない。
(最終更新:2013/09/19)
スポンサードリンク
ツイート