【更新】戌(いぬ)年で流行るもの、のらくろとスヌーピー

2006年01月01日 08:30

のらくろイメージ[YOMIURI ONLINE]によると、今年の干支である「戌(いぬ)」にちなみ、京都府にある民間博物館【想い出博物館】で昨年の12月30日から、昭和初期の人気キャラクター『のらくろ』関連グッズ200点ほどを集めた企画展がスタートした。

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のらくろはお人よしの捨て犬が軍隊に入って活躍して昇進し、最後には軍を辞めて探検隊隊長として活躍する物語。雑誌「少年倶楽部」で1931年から10年間連載された漫画で、当時の軍事的世相を背景としながらもその愛らしい姿で人気を集めた。

企画展ではのらくろ収集家の個人や館長らが集めた、作家の漫画家田河水泡氏の直筆の色紙絵をはじめさまざまなアイテムが展示されている。展示会は1月9日までで、期間中は無休。入館料は大人300円など。

ピーナッツイメージまた、犬の漫画といえば「のらくろ」と共に頭に浮かぶのが『ピーナッツ』のスヌーピー。日本では「漫画スヌーピー」として名を知られている、個性あふれる子供たち+スヌーピーがおりなす日常生活がつづられた四コマ漫画だ(日本ではむしろアニメの方が有名かもしれない)。こちらも戌年にちなんで、ということで人気が高まっているとのこと。

「ザ・ピーナッツ」は単なる面白漫画としてだけではなく、人との付き合いをはじめとした社会生活への考察や、精神学方面での評価も高い。作家のチャールズ・M. シュルツが元々その方面に長けた人であるからだが、他愛もない登場人物の行動などの中に、さまざまな想いが見て取れる。また、かの登場人物が出演する、「心の会得本」も数多く存在し、魅力となっている。

「のらくろ」も「ザ・ピーナッツ」も当方(不破)が幼いときからファンだったシリーズ。前者は残念ながら実家に置いてきたまま行方不明になってしまったが、後者は大昔に購入した縦長の四コマ漫画の冊子が未だに数冊手元にある。機会があればまとめて紹介することもあるだろう。


(最終更新:2013/09/19)

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