NTTドコモ(9437)、PHSサービスを2007年秋頃に終了
2006年01月31日 18:37
【ケータイWatch】によると【NTTドコモ(9437)】は2007年度第3四半期を目標とし、PHSサービスの提供を終了させると発表した(【発表リリース】)。すでに新規受付は去年の4月で終了している。具体的な期日は、ユーザーの利用動向を見ながらあらためて検討していくという。
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実際の終了予定期間まで今日の発表から1年半ほどの「猶予期間」が設けられたことになるが、ドコモ側ではこれを「ユーザーが移行を検討するための期間」と説明している。既存のPHSユーザーにはFOMAなど同社の携帯電話サービスへ移行するよう案内していくという。
気になるのはPHSのサービスを提供していく上で使われていたハード、特に基地局などの設備についてだが、これについては「FOMA基地としての利用も含めて、有効活用できるよう検討していく」としている。
今回発表されたのは新規登録でも販売でもなく、サービスそのものの終了。つまり2007年中にドコモのPHSそのものが一切使えなくなる。データ通信や特殊サービスなどを除くと、大手はウィルコム製のを残すのみとなる。携帯電話と比べて※送信出力が小さいPHSは病院内や医療関係などで愛用されているという実歴がある。今後代替品はあるのだろうかと少々不安である(ポケベルにすればいいのでは、と考えたのだが、ポケベルもすでに2004年6月末で新規受付終了、2007年3月末でサービスの終了が発表されている)。
※今は「事実上安全」とメーカーなどから発表されてはいるが、やはり万が一のことを考えると不安には違いあるまい。
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