夜の定番、NHK「ニュース10」が3月末で終了

2006年01月15日 12:10

【NIKKEI NeT】によると、[このページ(nhk.or.jp)は掲載が終了しています]は1月12日、平日の夜10時から放映されているニュース番組「ニュース10」を3月末で終了することを明らかにした。後番組としては現在夜9時から15分枠で放送されている「ニュース9」を拡大する形で1時間枠の「ニュースウォッチ9」を新番組として4月3日に開始する。

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同番組は2000年3月末に放映を開始。時間帯が民放各局のエンタメ系ニュース番組の時間帯と重なることもあり、視聴率低迷に苦慮していたという。参照記事には写真も掲載されているが、新しいキャスターは柳澤秀夫解説主幹、伊東敏恵アナウンサー、青山祐子アナウンサーの3人。現場を重視し、スタジオのキャスターと現場の記者との生の会話を重視する。

時間帯を民放の主要放送枠から一時間前倒しし、娯楽性や主観性を高めることで視聴者の関心を引き寄せようという意図は、NHKの改革の兆しの表れだろうか。だがNHKだから出来ることと、「他局がやっているからうちもやる」こととは違うはず。二番煎じ・三番煎じではなく、独自性を出してこそ、長期的に受け入れられる番組になる。今番組の企画担当はそのあたりが分かっているか、新番組の放送を見て判断したいところではある。

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