MSNマネーの「銘柄研究」で手持ち銘柄を分析してみよう
2006年01月10日 08:30
デイトレーダーならともかく、中長期保有指向の株式投資家や、あるいはスイングトレーダーでさえも、自分の手持ち銘柄の情報は気になるもの。最近はネット証券会社のサービスも充実して気軽に四季報などのデータを参照できるようになったし、検索サイトでも各種情報を配信してくれる。そのような中、【MSNのマネーコーナー】でお役に立ちそうな機能【銘柄研究】を見つけた。
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このコーナー、指定した銘柄を「基本情報」「株価の推移」「目標株価」「材料」「比較」の5項目から分析してくれるというもの。各項目の内容といえば
基本情報:その企業の業種は何で、財務状態は安定し、成長しているか?
株価の推移 :これまで、ほかの投資家はその株式をいくらで買っていたか?
目標株価:今後、投資家はその株式をいくらで買うか?
材料:今後、投資家がその株式の見方を変える材料は何か?
比較:その株式を同業種のほかの株式と比較すると?
という、ちょっとしたアナリストレポートにあるくらいの充実したもの。
分析内容も無料サイトにありがちな手抜きが見受けられるようなものかというとさにあらず。なかなか読ませる分析結果が出力される。
例には最初、自分の手持ち銘柄を選んで掲載を、と思ったが公平さに欠ける可能性があるので、あえて鉄板銘柄の【東京電力(9501)】を選んでみた。
東京電力の基本情報
特に目標株価の項目は、客観的に手持ち銘柄の上昇がどこまで望めそうなのかを推し量る材料の一つとして役立つかもしれない。また、アナリストの数やそれらの予想値の幅、信頼性などはその銘柄の人気度の指針にもなる。
東京電力の目標株価
もちろんこれらの情報がすべて正しいわけではなく、すべての人がその通りに売買するわけでもない。だが、自分の自己責任における判断の材料として用いる分には、十分すぎる内容だといえるだろう。要は最終的な自分の判断を裏付ける、納得させるだけのものであれば良いのである。
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