ゲームソフトランキング更新、ニンテンドーDS大躍進状態
2006年01月07日 09:00
メディアクリエイトが発表した2005年12月26日~2006年1月1日の週間ソフト・ハードセルスルーランキングによれば、計測週のトップの座には任天堂の人気シリーズ最新作『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』がついた。気軽に遊べる携帯ゲーム機の特性を十二分に活かした、ハードルが低いために誰でも遊べて役に立つ知的探求エンターテインメントゲームというジャンルに火をつけたタイトルの続編なだけに、人気が出て当然といえば当然。とはいえこのジャンルで初週50万本に迫る勢いのセールスは極めて珍しい。ツボを突きまくった証拠であろう。
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第二位には先週と同じく同様『おいでよ どうぶつの森』がランクイン。発売から一か月以上経過しているにも関わらず、(年末という特殊事情があるとはいえ)一週間で20万本超えのセールスをつけたのは、やはりアイテムそのものの質の高さと口コミ効果によるところが大きい。任天堂の「ネットワークゲームの楽しみ方」への回答の一つの結果がここにある。
第三位もやはり前週同様『マリオカートDS』ランクイン。第二位とあわせ、この2タイトルがしばらくは上位に固定タイトルとしてランクし続けるのではないだろうかと思わせるような勢いだ。
任天堂勢に押される形となったが第四位には前週の第一位から転じた『キングダム ハーツ II』が。テレビCM効果がいまだに続いているということと、ゲーム内に登場するキャラクタらの一般受けするところがセールスを底支えしているのだろう。
今週は先週以上にDSタイトルの躍進が目立つ。年末年始にゲームソフトやハードを買う層(子供や、子供にプレゼントをするための親)にマッチしたタイトルが年末年始に相次いでDS向けに出たということはもちろんだが、それ以上に「濃いゲーマー」向けではなく「ごく普通の人々」が手軽に楽しめるゲームとしてDSという携帯ゲーム機、そしてそれ用に発売されているタイトルが自然に受け入れられたということだろう。それは昨今のニンテンドーDS本体の売行きがさく裂していることからも実証されている。そして来週も似たようなランキングとなるに違いない。
(最終更新:2013/08/17)
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