松井証券(8628)、4月をメドに手数料改定と発表

2006年01月27日 19:25

松井証券(8628)は1月27日、4月をメドに株式売買手数料の改正を行い、新手数料体系への移行を行うことを発表した(発表リリース)。実質的な大幅値下げとなる。

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これまで1日の約定代金300万円ごとに手数料が3,150円必要だったのが、100万円ごとに1,050円ずつ加算されるようになる(1日上限は10万5,000円)。また、10万円以下の場合手数料が無料になる、俗に言う「ミニボックス」システムはそのままに、30万円以下の場合は315円、50万円以下の場合は525円と、ミニボックスの範囲を大きく広げる。

松井証券新料金体系(リリースより抜粋)
松井証券新料金体系(リリースより抜粋)

リリースによればボックスレートのシステムは1999年の手数料自由化の際に設定したものの、昨今における個人投資家の急増をにらみ、少額を取引することの多い個人投資家に適切な料金体系となるよう今回の改正を行ったという。

実際、当方(不破)がメインに使っている【Eトレード証券】の料金体系と比較してみると、1日あたりの取引金額が30万円以下なら松井証券の方が手数料が安いという計算になる(50万円までなら同額、Eトレードはアクティブプランで比較)。まさに「少額投資家向けの料金体系変更」といったところだろう。

「質実剛健だけと手数料がちょっと割高かも」というイメージのあった松井証券。今回の手数料改定で新たな顧客を引き寄せることはできるのだろうか。

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