ヤマハ発動機(7272)、中国に軍事転用容易に可能な無人ヘリの不正輸出の疑いで家宅捜索

2006年01月23日 12:10

【NIKKEI NeT】によるとヤマハ発動機(7272)が中国に軍事転用が容易に可能な無人ヘリコプターを不正に輸出した疑いが強まり、静岡県警と福岡県警は1月23日、外国為替及び外国貿易法違反(無許可輸出)の疑いで同社本社などの家宅捜索に乗り出したことが明らかになった。

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ヤマハ発動機は昨年12月、農薬散布に使われる無人ヘリ1機を経済産業省の許可を得ないで中国側に輸出した疑い。他に約10回にわたり同様の輸出を手がけていた嫌疑もかけられており、12月には立ち入り検査を受けている。

今件について同社公式サイトからは今現在正式なコメントは発表されていない。また同社銘柄は一時ストップ安の2505円をつけ、多少持ち直した2720円で前場の取引を終えている。

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