元々ゲーム好きだった彼女は専門のゲーム部屋まで用意する生粋のゲーム好き。その様子を孫の一人ティモシーさんが昨年の夏、ブログに公開した。噂は噂をよび、【ワシントンポスト紙】や【CBSテレビ】、【ビジネスウィーク誌】にまで取り上げられ、最近ではドイツなどの海外メディアからも取材を受けるようになった。音楽専門の【MTV】のサイトでは「高齢者特派員」としてゲーム批評を担当するまでに。

彼女曰く、最近は取材などが殺到して落ち着いてゲームを楽しむ時間がないと嘆いている。もっとも「有名になったおかげでメーカーがソフトをプレゼントしてくれるのはありがたいわね」とちゃっかりした一面も。

記事によればゲームを楽しむ人のうち今や19％が50歳以上で、これは1999年の9％から2倍以上に増えているという調査結果もあるという。

ブログを見てみると最近ではその人気ぶりからか、ブログ名をかたどったTシャツの販売も始めるほど。ゲームへの愛は世代を超え、国境を超え、というところなのか。

この話を耳にして思い出したのが、NHKの「みんなの歌」でかつて流されていた「コンピューターおばあちゃん」。編曲を担当したのがあの坂本龍一氏であったということも驚きだが、当時において「おばあちゃん」とコンピューターを結びつけて歌にするという斬新さから、いまだに頭に深くイメージが刻み込まれている。今件のニュースなら「超ゲーマーおばあちゃん」というところだろうか。