ライブドア(4753)、逮捕された旧経営陣が経営から退く。堀江容疑者も取締役辞任へ
2006年01月26日 06:00
【NIKKEI NeT】などの報によると、【ライブドア(4753)】は1月25日、すでに社長を辞任し代表権を返上している堀江貴文前社長と、岡本文人容疑者が、証券取引法違反容疑で逮捕されたことを理由に、弁護士を通じて取締役を辞任する意向を伝えこれをライブドア側で受理したと発表した(【発表リリース、PDF】)。さらに両容疑者らはグループ会社の取締役としての地位をすべて辞任し、逮捕された旧経営陣はライブドアの経営から商法上の地位としては完全に退いたことになる。
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先日平松庚三氏がライブドア社長に就任し新経営陣が発足した際には、まだ堀江容疑者は取締役としての地位を維持していた。新経営陣側としてはマイナスイメージ払拭と信頼回復のためには旧経営陣からの脱却が必要であると明言しており、これに堀江容疑者が応じた形だ。
今後ライブドアでは取締役の地位を持たない平松社長を取締役に選任するための臨時株主総会の開催を検討するという。
ただし商法上の地位をすべて失っても、堀江容疑者はライブドアの株式17.2%を保有する大株主としての地位は継続することになる。同株式について堀江容疑者がどのような意向を示すかは明らかにされていない。
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