昨日1月16日の夜にとある社長会合に参加した話にはじまり、その会合で語られた話の中心が今件の事件であったこと、「今回は笑いごとではなさそう」と状況の深刻さをうかがうコメント。

ライブドアの堀江貴文社長の知人でもある藤田社長として、「プロ野球、テレビ局、選挙・・・何かあるといつもコメントを求められるのですが、何もありません」と前置きしつつ、純粋に「友人として心配ですが・・」と語っている。

ただ今件は、サイバーエージェントとしてはまったく身に覚えが無い件であっても、同じ新興市場の上場会社として存在していおり、業種も似通っているという立場から、結果として株価の大幅下落の巻き添えを受けており、まったくの「対岸の火事」というわけにもいかなそうだ。

もっともライブドアがM＆Aで資金を回転させながら事業規模を拡大していくタイプのビジネスモデルなのに対し、サイバーエージェントはすべてを内包し創造して形作っていくという、案外古臭いが確実なスタイルとスタンスのもと、経営を行っている。そういう意味ではまさに「とばっちりを受けた」といっても過言ではないだろう。

個人的にはこういう会社の株主にこそなりたい、と思うところではあるのだが。