すでにライブドアの平松社長からフジの日枝久会長に面談希望の申し出があり、日枝会長もこれに応じる意向を示している。フジ側としては今後、主導権を握りながらライブドアの資産を有効活用し相乗効果を推し進めることになる。

もっとも今件が、ライブドアの株価を支えるためのブラフである可能性も否定はできない。フジ側としては手持ちのライブドア株式の売却損失をどれだけ抑えられるか、あるいはさらに経営資源を投入してライブドアを再建してコントロールするか、それとも買収して切り売りするか、どの方法がもっとも得策かを図りにかけているところだろう。

今日のライブドア株式はすでに昨日より厳しい売買制限がかけられている。今情報がどのような影響をもたらすのか、注目したいところだ。

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