商品検索したユーザーの購買率は全体平均の3倍近くという高倍率
2006年01月16日 12:10
【NIKKEI NeT】によると、【アメリカのWebSiteStory社】の2005年の年末年始の電子商取引における調査結果において、商品検索をしたユーザーはそのアイテムを買いやすい傾向が明らかになった【発表リリース、英文】。具体的には2005年10月から12月に、ウェブサイトの検索機能を利用して検索したユーザーが実際の購入を行った割合(購買率)は7.54%におよび、検索機能を利用しないユーザーもあわせた全体の平均購買率2.79%を3倍近くも上回ったという。
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サイト検索が具体的な購買につながる率は年末に近づくにつれて増加し、10月は6%弱なのに対して12月は8%強に達した。
詳細は元記事や元レポートなどを参照してほしいが要点をまとめると、
・検索結果でページを閲覧したユーザーは元々その商品に深い興味を持っているかあるいは購入目的で検索している可能性が高く、必然的に購買率も高くなる。
・検索結果でとのページにたどり着くか、そして素早く簡単に目的となるアイテムにたどり着いて購入手続に進めるかというSEMがECの効率化や繁盛のためには必要不可欠。
ということになる。アメリカと比べるとインターネット通販の普及がまだ本調子とはいえない日本でも今後SEOやSEMがますます重要視されることだろう。これらに重点を置くことで、単なる読者の取り込みではなく、購入可能性の高い「優秀な顧客予備軍」をより多く取り込めるようになるのだから。
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