昨年末に話題をかっさらった「ジェイコム株20億円男」の投資術
2006年01月14日 08:30
昨年【みずほ証券】がしでかした【ジェイコム(2462)】株式の誤発注に絡み、20億円の利益をあげた関東在住の若年専業投資家。彼の生き様が週刊アエラに掲載され、その記事が【asahi.com】に掲載された。
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記事は千葉県にあるその投資家の邸宅とその中にあるトレーディングルームの描写から始まる。そして今回の誤発注に際しての買い注文には淡々と
「ジェイコム株は安かったから買っただけです。これまでにも1日で2億5000万円もうけたこともあったし、逆に1億6000万円損した日もあった」
と語ったという。
そして驚くべきはその経歴。学生時代にアルバイトで稼いだ160万円を、現在資産である「50億円から100億円の間」にまで投資で増やしたという。投資対象は日本株式。トレードスタイルは1日から1週間ほどの保有期間であるスイングトレード。
ジェイコム株式の誤発注の時の売買のようすも語られている。現場(?)でリアルタイムに板情報を見て参戦した人の話だけに、妙なリアリティを感じ取れる。
種銭と現在資産をかんがみればそれこそ鼻血が出るほどの大勝利ということになるのだが、記事の後半では「つらい」という言葉が相次いでいる。詳しくは参照記事を確認してほしいが、「1回この世界に入ったら、何をしていても株で頭がいっぱいになる。やめたいのに、やめられない」という言葉には中毒性すら感じられる。気持ちは分からなくもないが(苦笑)。
ちなみにこの男性、他人の資金を動かすようなファンドは絶対にやりたくはないとのことだ。
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