「誤発注男」ことジェイコム誤発注で20億儲けた投資家、ライブドアでは3億の損失。だが……
2006年01月20日 08:30
昨年2005年の【みずほ証券】による【ジェイコム(2462)】株式誤発注に伴い売買を切り抜け20億円ほどの利益を儲けて一躍有名になった千葉の個人投資家が、今回の【ライブドア(4753)】グループによる証券取引法違反容疑事件において、3億円以上の損失を出したことが【asahi.com】にて報じられた。
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記事によると所有しているライブドア株55万株や関連会社の【ダイナシティ(8901)】の株式は事前に売りぬけていたものの、その後の急落や【東京証券取引所】の売買停止により、所有銘柄の売り注文が約定せず、3億円以上もの損失を出した。今回の損失は過去5年間で最も大きく「上げ相場の感覚だった。頭を切りかえて対応すべきだった」と報じられている。
記事ではここで終わっているが、掲載当日の夕方テレビ朝日で報じられたニュースによると続報があり、自立反発などから株価が上昇した1月19日の取引では、この投資家は3億円ほどの利益を得たという。ライブドア関連の損失も1日で取り返せたということだ。
なおこのニュースではかの個人投資家の現在の投資総額は80から100億円、20から30の銘柄を売買し、うち3から4割がIT関連銘柄とのこと。
何にせよ、ほとんどの個人投資家とは別の世界の話のような気がして、唖然とするばかりという感想でしかない。1割の額で良いから運用してみたいものだ。
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