岩井証券もライブドア関連銘柄の担保価値を1月23日からゼロ設定
2006年01月19日 19:10
【岩井証券】は1月19日、23日から【ライブドア(4753)】と【ライブドアマーケティング(4759)】の株式を信用取引の担保として認めないことを明らかにした。「粉飾決算の疑いが指摘されており、担保としての価値が大幅に低下したため」とのこと。ライブドア関連株式を担保対象外としたのは、先の【マネックス証券(8698)】につづき2社目となる(【参照記事:NIKKEI NeT】)。
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担保価値無しとした2銘柄以外に、ライブドア傘下の【ライブドアオート(7602)】、【ダイナシティ(8901)】、【ターボリナックス(3777)】については従来の掛け目80%から半減して40%にするとしている。
岩井証券は現状においてストップ安で張り付いている2銘柄のみを「担保価値無し」とし、それ以外の関連銘柄をまだ担保価値はそれなりにあるとして掛け目半減の措置を取った。これはこれで根拠ある設定だと思われる。
一連の事件に進展があれば、他の証券会社も追随する可能性は十分にあるだろう。ただ、よほどのことが無い限り好転するようには見受けられないが。
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