Windowsでパッチ未公開の危険なセキュリティホール発見、信頼できないページやファイルにはノータッチがベストな対応

2005年12月31日 21:30

インターネットイメージ【NIKKEI NeT】によるとマイクロソフトは2005年12月29日、Windowsに未公開のセキュリティ・ホールが見つかったことを明らかにした(【発表リリース】)。細工が施された画像ファイルを開くだけで、ファイルに仕組まれた悪質なウィルスなどのプログラムを勝手に実行させられるというもの。すでにこのセキュリティ・ホールを利用したプログラムがネット上で公開されており、またすべてのWindowsが影響を受けるという非常に危険なもの。対策は「信頼できないファイルやサイトにはアクセスしないこと」。

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詳細は元記事やマイクロソフトの発表ページで確認してほしいが、パッチが公開されていない現在、対策としては信頼できないファイルやサイトには一切アクセスしないこと。この冬休み、自宅の端末でインターネットにアクセスする機会が飛躍的に多くなるため、注意が必要である。

なお、今回のセキュリティ・ホールはWindowsに関するものなので、ブラウザがIE以外でも影響を受ける。またメールソフトは「画像を勝手に表示しない」設定にしておくことが大切。HTMLメールを使っている会社はエラい迷惑だろう。

この年末になんてセキュリティ・ホールが見つかったんだ、下手に年賀状メールが閲覧できないではないか、という愚痴があちこちから聞こえてきそうである。ともあれ現状では、マイクロソフト側の一刻も早い対応を祈るしかない。

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