大雪や寒波で正月野菜が急騰中
2005年12月29日 08:30
【asahi.com】によると今年の冬は異例の寒波と大雪で、野菜の価格が高騰しているという。露地物のレタスやほうれん草など葉物を中心に生育が遅れており、収穫や出荷も滞っているためだという。正月向けの需要が高まる時期だけに家計を圧迫するのは確実で、同時に小売店側でも消費の冷え込みを警戒しているという。
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記事では大手スーパーでほうれん草が1束250円強(昨年の約2倍)や、キャベツ・レタス・長ネギ・シイタケなどが1から5割高という例を挙げている。店側でも小売にしたり、鍋用の野菜セットにして表示価格を抑え、割高感を払拭できるよう努力をしている。
確かにここ数週間ほど、野菜の高騰は気になるところだった。当方(不破)の体験からしても、惣菜コーナーの野菜のかき揚げは値段こそ同じものの大きさが明らかに一回り小さくなり、キャベツやネギはほぼ倍近い価格になっている。見た目の値段は同じだが、量が半分(例えば今までキャベツ一個分の価格が半分のパックにつけられている)ので、結局値段としては2倍になる。
参照記事でも取り上げられていた小松菜やほうれん草にいたっては、1束の値段も倍近くなり、その束に入っている量も2割前後は少ない。地元で採れた野菜ですらこれなのだから、流通網を経由して送られてくる野菜はどれほど高いことか。
庭に植えた大根も、(根の部分がしっかり育っているかどうかは分からないが)葉だけは勢い良く生い茂っている。青菜の高騰を見るにつけ、「ひとまず葉の部分だけでも収穫して炒め物に使おうか」という誘惑に駆られるくらいだ。
ここしばらくはこの野菜の高値は続くことだろう。とはいえ、野菜を採らずに偏った食生活をしていたのでは身体に悪い。体調を崩したり抵抗力が弱まると風邪を引くかもしれない。安い店を見つけたり、まとめ買いして冷凍保存するなどの工夫をして、野菜の摂取は欠かせないようにしたいものだ。
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