耐震強度偽装問題でヒューザーの小嶋進社長を証人喚問へ

2005年12月23日 12:10

【Mainichi INTERACTIVE】によると、自民・公明の両党は12月22日、耐震強度偽装問題で野党が要求していたマンション建築主の【ヒューザー】の小嶋進社長の証人喚問を受け入れる方針を固めたという。来月20日の通常国会招集前に国土交通委員会で行う予定。

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記事によれば与党は当初、捜査当局による捜査開始「など」を理由に喚問を拒んでいたが、世論の反発の大きさに配慮する形で方針を転換した。さらに先の証人喚問の際、姉歯元一級建築士らに対する自民党議員(特に持ち時間40分のうち30分以上を自らの「演説」に費やした渡辺具能氏)への抗議が殺到したことも影響している。

捜査当局による捜査開始が喚問をしない理由であったなら、そもそもなぜ最初の証人喚問の時に小嶋氏を呼ばなかったのかという問題や、一部報道による小嶋氏自らの「自分が証人喚問で話すと困る人がいるのでは」という発言なども、自民党への不信感につながっていたことは事実。

「大きな態度の古だぬき」と称される小嶋氏を証人喚問で自民党議員がどこまで追求できるかが大きな注目点となることであろう。専属のスタッフがいるので彼らに喚問させれば良かったという自民党・武部幹事長の発言もあるのだから、そのようにしなければまた「疑われて」しまうのは否定できまい。あるいは「みのもんた」氏あたりに依頼するのも良いかもしれない。

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