災い転じて……外食各社、「成型肉」表示明確化へ
2005年12月16日 12:15
【NIKKEI NeT】によると、【先の公正取引委員会のフォルクスへの排除命令】をうけ、外食大手各社がステーキなどの使用肉の表示を見直し始めたもようである。切断した肉をつなぎ合わせた「成型肉」を使う場合には、加工方法を説明してまで一枚肉ではないことを明示する店が増えているという。
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上記参照記事では定食チェーン店「めしや丼」の【プレナス(9945)】で今月から販売を開始した「ダブルステーキ定食」を例にあげ、「味と大きさを整えるための加工をしております」とポスターで説明しているという。また、居酒屋のつぼ八も「ラムステーキ」に成型肉を使っているため、メニューに「成型肉を使用」と表記したとのこと。
一枚肉だろうと成型肉だろうと、注文したお客自身がそれを自覚して納得いくのなら何の問題もない(アメリカ産牛肉問題しかり)。問題視されている(いた)のは、しかるべき情報が隠ぺいされていたり分かりづらかったという点。情報の津波に巻き込まれるのは勘弁こうむりたいが、適切なボリュームであるのなら、必要となる情報は積極的に開示してほしいものである。
ちなみにめしや丼の「ダブルステーキ定食」、非常に美味しそうなのだが塩分量が多すぎて今の当方(不破)には無理。一食で一日に採る塩分量を採りきってしまう……(涙)。
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