食欲任せでもダイエットは可能!? アメリカの教授が提唱する新しいダイエット法
2005年12月12日 06:25
[このリンク先のページ(Cnn.co.jpなど)は掲載が終了しています]によるとアメリカのブリガム・ヤング大学のスティーブン・ホークス教授が新しいダイエット方法を提唱している。いわく、「スーパーにおいしそうなアイスクリームやチョコレートが並んでいたら、避けて通る代わりにカートいっぱい買い込む。スナック菓子はいつも手元に置いておき、食べたい時に食べたいだけ食べる」というもの。教授自身がこの方法で23キロの減量に成功し、5年以上同じ体重を保っているというから驚き。
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記事によればこのダイエット方法のキーワードは「食欲任せ」。つまり、カロリー計算をするよりも自分の食欲に忠実に従う方が健康であるという考え方から来たもの。ただしお腹がすいた時にだけ食べるのが重要なポイントで、気晴らしや付き合いで食べるのはご法度だという。同教授は「カロリー計算をするよりも、自分の食欲に忠実に従う方が健康的だ」としている。
人間の体が栄養を摂取するために自然に脳に対して「食物を摂取しよう」という、元々から存在する「生きていくために必要となる」食欲であるのなら、まさに教授の主張は的を得ている。ただ、ダイエットが必要な人のほとんどはそのような「生物として生きていくのに必要不可欠な行動・願望」としての食欲だけでなく、自己満足や欲望、暇つぶしや習慣のために起きる「食欲」に負けてしまい食べ物を口にすることが肥満につながっている。
単なる「食欲任せ」ではこのような「二次的食欲」との境目があいまいになるし、俗に言う「小腹がすいた(から何か間食を取ろう)」という欲求への食事も肯定されてしまいかねない。無理な我慢が健康の妨げになるのは教授の主張どおりだが、一日三食規則正しく、適切なボリューム・種類の食品を摂取する、という前提が必要になるのはいうまでもないだろう。
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